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Storage Gatewayって何よ?

なんだよぉぉぉ Storage Gateway てよぉぉぉぉぉぉ。

って状態なので、公式サイトを中心にサービスの概要を洗ってみました。

AWS Storage Gatewayとは

Let`s GO

AWS Storage Gateway は、オンプレミス環境とAWSクラウドストレージをシームレスに統合するためのハイブリッドクラウドストレージサービスです。
データをクラウドに移行しやすくし、オンプレミスのアプリケーションがAWSクラウドをストレージバックエンドとして活用できるよう設計されています。

主に以下の目的で利用されます

  1. オンプレミスのストレージコスト削減
    クラウドストレージを活用することで、物理的なストレージ機器の購入や管理コストを削減します。
  2. バックアップおよびアーカイブ
    オンプレミスのデータをAmazon S3やAmazon S3 GlacierなどのAWSストレージサービスに効率的にバックアップできます。
  3. クラウドのデータ活用
    データをAWSに保存することで、Amazon AthenaやAmazon Redshiftなどのサービスを活用して高度な分析やレポート生成が可能になります。
オンプレ環境でクラウドの恩恵を受けようね
Storage Gateway を使うことで、アプリケーションはオンプレに残したたままクラウドの恩恵を受けることができます。
AWSのストレージサービスである S3 や Amazon FSx for Windows File Server を使うことで 以下の様なAWSが提供してくれる恩恵を受けることができます
- 9.999999999% (11 ナイン)
- コストの低下
ハイブリッド環境を作るためには

公式でも記載があるように 仮想マシン や AWS Outputs を用いてオンプレ環境にStorage Gateway をデプロイする必要があります。
今回、構築方法は割愛しますがオンプレ環境にAWS環境とつなぐサーバーを設置するんだーくらいの軽い理解を得て頂けれると以降の説明が把握しやすくなると思います。

Storage Gateway をセットアップするには、まず、作成するゲートウェイのタイプと、ゲートウェイ仮想アプライアンスを実行するホストプラットフォームを選択します。次に、選択したプラットフォーム用のゲートウェイ仮想アプライアンステンプレートをダウンロードし、オンプレミス環境にデプロイします。Storage Gateway は、優先リセラーに注文した物理ハードウェアアプライアンスとして、または AWS クラウド環境の Amazon EC2インスタンスとしてデプロイすることもできます。ゲートウェイアプライアンスをデプロイするときは、仮想ホストにローカルの物理ディスク容量を割り当てます。

ゲートウェイの作成

 

主な機能とモード

Storage Gatewayには3つの主なモードが提供されています。

それぞれのモードは異なるユースケースに対応します。

File Gateway

項目 説明
目的 オンプレミスのアプリケーションが、クラウドストレージ(Amazon S3)をファイルサーバーのように扱えるようにする
ユースケース
  • ファイルのバックアップ・アーカイブ
  • データ共有
仕組み
  • NFS(Network File System)やSMB(Server Message Block)プロトコルを使用して、オンプレミスアプリケーションからアクセス可能。
  • データはAmazon S3に保存され、オブジェクトストレージとして管理。

 

また、オンプレ環境に合わせた Gateway を設置することができます。

調査していく中でこの機能が大変素晴らしいと感じています。
(自社開発企業時代には Linux 環境での構築が多かったのですが、受託開発時代はWindows環境にもアクセスする必要があったため。選択肢として幅を持たせているのがAWSさすがって感じ

タイプ 特徴 ユースケース
S3 File Gateway
  • オンプレミスからAmazon S3へのファイルアップロードを簡素化。
  • ローカルキャッシュを利用して高いアクセス速度を実現。
  • バックアップやアーカイブの簡略化。
  • データ共有とクラウド活用。
  • S3のライフサイクルポリシーを使用してコスト削減。
Amazon FSx File Gateway
  • オンプレミスのアプリケーションをAmazon FSxファイルシステムに接続。
  • SMBプロトコルをサポートし、Windows環境に最適。
  • Active Directory統合により高度なアクセス制御を実現。
  • クラウド上でWindowsファイルサーバーを使用。
  • 既存のWindowsアプリケーションとの統合。
  • ディザスタリカバリおよびファイル共有。

Volume Gateway

項目 説明
目的 ブロックストレージのワークロードをクラウドに統合
ユースケース
  • データセンターのバックアップ(スナップショット)
  • ディザスタリカバリ
モード
  • キャッシュ型ボリューム:頻繁にアクセスされるデータをローカルにキャッシュし、クラウドに保存。
  • 保管型ボリューム:全データをローカルに保持し、AWSクラウドに非同期的にバックアップ。

 

キャッシュ型とボリューム型の違いとしては以下のとおりです。

ユースケースや要件に応じて選択できるのが、AWSの素晴らしいところであり怖いところでもある…

Volume Gateway

Tape Gateway

項目 説明
目的 従来のテープバックアップをクラウド環境に置き換えるためのソリューション
ユースケース
  • 長期的なデータ保存やコンプライアンス
  • テープライブラリのコスト削減
仕組み
  • 仮想テープライブラリ(VTL)を提供し、Amazon S3やAmazon S3 Glacierにデータを保存

Storage Gatewayのメリット

  1. コスト効率
    従来のオンプレミスストレージと比べて、初期投資や運用コストを大幅に削減できます。
  2. スケーラビリティ
    クラウドストレージを活用することで、容量の制約を気にせず必要に応じて拡張可能です。
  3. AWSサービスとの連携
    S3、Glacier、Athena、Redshiftなど、AWSの他のサービスと連携することで、データをさらに活用できます。
  4. 簡単な導入
    仮想アプライアンスとしてデプロイ可能で、オンプレミス環境に迅速に統合できます。
  5. セキュリティ
    データは転送中および保存時に暗号化され、AWSの強固なセキュリティ基準を満たしています。

まとめ

AWS Storage Gatewayは、オンプレミス環境とクラウドをつなぐ架け橋として、コスト削減、運用効率化、データの活用を実現します。
File Gateway、Volume Gateway、Tape Gatewayの3つのモードから選択できるため、あらゆる業種やユースケースに柔軟に対応可能です。

クラウドストレージへの移行を検討している企業にとって、Storage Gatewayは理想的なソリューションです。

まとめ

AWS Storage Gatewayは、オンプレミス環境とクラウドをつなぐ架け橋として、コスト削減、運用効率化、データの活用を実現します。
File Gateway、Volume Gateway、Tape Gatewayの3つのモードから選択できるため、あらゆる業種やユースケースに柔軟に対応可能です。

クラウドストレージへの移行を検討している企業にとって、Storage Gatewayは理想的なソリューションです。

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