こんちわ!三流プログラマーとして都内で勤務しているやんやんです。
先日、機能開発のMTG中に先輩からこんな一言がでてきました。
れすとえーぴーあいで作れば簡単やね
なんじゃそりゃというのがまず最初に思ったことだったのですが、WEB系で働いている以上知っておかなければいけない技術とのことでしたので、勉強しました。
この記事ではRESTful APIについて解説していきまっす。
RESTful APIの主な特徴
ステートレス性
サーバーはクライアントの状態を保存しません。
各リクエストは、それ自体が完全であり、必要なすべての情報を含んでいる必要があります。
サーバーが「今誰が何をした」っていう状態を覚えていないってこと。毎回、完全な情報を持ってリクエストを送る必要があるんだ。ちょっと面倒くさいけど、これがあるおかげでサーバーがスッキリして、処理が早くなる
クライアント - サーバー構造
クライアントとサーバーは独立しており、お互いにその実装を知る必要がありません。
「あなたはあなた、私は私」の関係。お互いがお互いのことを深く知る必要はなく、それぞれが独立しているんだ。
これがあるおかげで、色んな種類のデバイスやアプリが、同じサーバーと上手くやりとりできるってわけ。
キャッシュ可能性
レスポンスは、明示的にまたは暗黙的にキャッシュ可能であり、効率的なクライアント-サーバーの相互作用を促進します。
サーバーからのレスポンスを一時的に保存しておくことができるってこと。
何度も同じデータをリクエストしなくても済むから、通信量が減って、速度が上がるんだ。エコで速い、まさに一石二鳥!
統一インターフェース
システム間の相互作用を簡素化するための一連の原則に従います。
シンプルに言うと「みんな同じルールでやりとりしましょうね」ってこと
レイヤードシステム
クライアントは、エンドポイントに直接接続しているか、中間サーバーを介して接続しているかを知ることなく、サーバーと通信できます。
直接繋がってなくても、間接的にやりとりができるってシステムのこと。
これがあると、セキュリティの強化や、負荷分散がしやすくなるんだ
HTTPメソッドの使用
RESTful APIでは、リソースの操作にHTTPメソッドが使用されます。主なメソッドは以下の通りです。
- GET: リソースを取得します。
- POST: 新しいリソースを作成します。
- PUT: リソースを更新します。
- DELETE: リソースを削除します。
リソース指向
RESTful APIでは、すべてはリソースとして表されます。リソースは一般的にはデータベースのレコードやオブジェクトの一つ一つを指し、URI(Uniform Resource Identifier)によって一意に識別されます。
例えば、https://example.com/users/1
は、IDが1のユーザーを指すリソースです。
状態レスな通信
RESTful APIのステートレスな通信は、サーバーがクライアントの状態を保持しないことを意味します。
これにより、サーバーの設計が単純になり、スケーラビリティが向上します。各リクエストは、それ自体で完全でなければならず、認証情報やリクエストに必要なデータを含む必要があります。
RESTful APIの利点
- スケーラビリティ
ステートレスな通信とクライアント-サーバーの分離により、RESTful APIは大規模な分散システムに適しています。 - 柔軟性
異なるデータフォーマット(JSON、XMLなど)をサポートすることで、様々なクライアントのニーズに対応できます。 - 簡易性
HTTPプロトコルに基づくため、理解しやすく、実装が容易です。
結論
RESTful APIは、ウェブ上でのデータ交換とサービスの統合を容易にする強力なツールです。
そのシンプルさ、スケーラビリティ、そして柔軟性により、現代のウェブ開発における標準的なアプローチとなっています
適切に設計されたRESTful APIは、開発者が様々なプラットフォームやデバイス間で効率的に通信できるようにすることで、よりリッチでインタラクティブなウェブアプリケーションの構築を可能にします。