RDS新規立ち上げ時に default パラメータグループを設定している方が多いと思うのですが、default パラメータグループだと色々まずい問題があるのでそれやめましょうというお話をさせて頂ければと思います。
困った話
slow-query が検出できなくて困ったなぁと言うのが事の発端です。
考えてみるとAWSさんが用意してくれたとりあえずdefaultパラメータを当てておけば問題ない だろうと考えてしまっていたのが大問題でした。
プロジェクトごとにDB周りの設定は変わってくるのは当たり前の話なので、自分のプロジェクトにとって必要な設定値を用意しなかった自分が100%悪いです。
反省です。
最低限の設定値
max_execution_time
概要
ミリ秒単位での SELECT ステートメントの実行タイムアウト
値
ミリ秒になるので 指定したい秒数*1000 を指定してあげると良い。
例)60秒で切りたい
60 * 1000 = 60000
general_log
概要
一般ログの出力
値
1に設定しましょ
slow_query_log
概要
slow query のログを出力するか否か
値
1に設定しましょ。これで出力するという意味になるよ
long_query_time
概要
ログに記録されるクエリの最短実行時間の値を設定することが出来る。
この値を超えるとslow
値
基本的に `max_execution_time` より小さくしましょう。検出できなくなるので。