ステートフルとステートレスについてざっくり理解しよう!

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みなさん、こんにちは!

今日はちょっとマニアックな話、ステートフルとステートレスについてお話ししたいと思います。
これ、聞いたことあるけどよくわからないって人、多いんじゃないかな?
でも大丈夫、ここでしっかり理解していきましょう!

ステートフルって何?

まずはステートフルについて。

ステートフルっていうのは、端的に言うと「過去の情報を覚えている状態」のこと。
システムが過去にどんな処理をしたかを記憶していて、それをもとに次の動作を決めるんです。

例えば、Webサイトにログインする時を考えてみてください。
一度ログインすると、そのサイトは「あ、この人はもう認証済みだな」と覚えてくれてますよね。
これがステートフルな動作。ユーザーの状態を保持して、その情報に基づいて何らかの処理をするわけです。

具体例

  1. Webセッション管理
    ユーザーがWebサイトにログインしたとき、サーバーはそのユーザーのセッション情報(例えば、認証情報、プロファイル設定など)を保持します。この情報は、ユーザーがサイトをナビゲートする間、持続し、適切なコンテンツやオプションを提供するために使用されます。
  2. データベーストランザクション
    データベースは、過去のクエリやトランザクションの履歴を追跡し、それに基づいてデータの整合性を保持します。たとえば、銀行の取引記録は、口座の残高を正確に保つために重要です。

じゃあステートレスって?

一方で、ステートレスはその逆。

つまり、「過去の情報を覚えていない状態」を指します。
こっちは、過去の情報に左右されずに、その都度独立して処理を行います。

たとえば、HTTPプロトコル。
これ、実はステートレスなんですよ。
ウェブサーバーは、同じユーザーからのリクエストでも、それぞれを完全に別々のものとして扱うんですね。だから毎回、ページをリロードするたびに「誰この人?」ってなるわけです。

具体例

  1. HTTPプロトコル
    HTTPはステートレスプロトコルです。ウェブサーバーは、同一のクライアントからの複数のリクエストを関連づけません。各リクエストは独立しており、サーバーはそれぞれのリクエストを新規のものとして処理します。
  2. RESTful API
    RESTアーキテクチャはステートレスであり、各APIリクエストは他のリクエストから独立しています。例えば、REST APIを通じてリソースを取得するリクエストは、以前のリクエストやその結果とは無関係に処理されます。

ステートフルとステートレス、使い分けは?

これら二つ、どちらが良いとか悪いとかではなくて、用途によって使い分けるのが大事。

ステートフルは、ユーザーに合わせたカスタマイズや複雑な処理が必要な場合に向いています。
一方、ステートレスはシンプルさとスケーラビリティが求められる場合、例えば大規模なWebサービスとかにぴったり。

要は、状況に応じて臨機応変に使い分けることが大切。
システム設計する時は、この二つの特性をよく理解して、最適なアーキテクチャを選んでいきましょう!

まとめ

いかがでしたか?
ステートフルとステートレス、ちょっと難しいけど、この話を押さえておけば、システムの動きを理解するのに役立つはず。

ぜひこの知識を活用して、もっとITの世界を楽しんでいってくださいね!それでは、また次回!

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