Javaのラッパークラスを理解してしまった

B!

概略

基本型の値が格納されている変数をオブジェクトとして扱うためのもの。

「オブジェクトとして扱う=クラスとして定義する」なので、自分の目的に合わせて基本型の値を加工することができます。

ラッパークラスとは

Javaでは型安全という考え方があるので型に対して厳格な姿勢が求められるため、一度定義した型に対して途中で変更するとJVMさんが「型を勝手に変えるな!」と怒ってエラーを吐きます。

しかし下記のようにプログラムによっては途中で定義した型を変更したい時があると思います。

public static void main(String args[]){
  int i = 2021;
  
  //文字列として扱いたい!
  String sr = u;  // error

 

これだとエラーになるのですが、
Javaではラッパークラスという「ラッピングするクラス」で基本型の値を包んであげることでデータの加工ができるようになります。

下記のコードのようにint型の変数iを様々な形に加工することができます。このコードでは数字を扱うことしかできなかった変数iを加工するためにラッパークラスとして扱うようにしています。

int i = 1; //int型の変数

Integer itg = new Integer(i); //ラッパークラスの定義

String s = Integer.parseInt(i); //文字列に変換
System.out.println(s); //文字列型の1が出力

難しく考えない

基本型の変数を包んであげるだけです。
基本型を加工するために変数を

「メソッドを使用するためにはクラスがないと使えないので様々な加工方法(メソッド)を持っているラッパークラスでラッピングする」くらいの認識で大丈夫です。

最新の記事はこちらから